おむつ代を安くしたい!
当時3歳の息子は1日に何回もおむつを交換していたが、私は特に気に留めていなかった。
しかしある日、おむつを買って来る様に言われ、店で価格を見てびっくり。
「え!1枚で50円くらいするやん。。。(たか〜)」
それ以降、私も息子のトイレトレーニングに積極的に参画する日々が始まった。
トイレに行ったら「すぐ褒める」ベし
どうやら同学年のお友達は次々とおむつを卒業している模様。
卒業のコツとしては「トイレに行ったらすぐに沢山褒める」とのことらしい。
それは本当に字の如く「(用は足さなくとも)行くだけでも褒めるべし」ということなので、
教えの通りちょっとでも中に入ったらオーバーアクションでベタ褒めする。
「すぐ褒める」だけでは限界が
しばらくはトイレに行ってくれた彼であるが、次第に興味を示さなくなってきた。。。
「もしや褒めるだけでは不十分なのか?」(褒め方も不十分だったかもしれないが)
「であれば、何かご褒美でやる気を出してみようか」
ということで、褒めると同時に彼の好きなアイスを与えることにした。
この効果は大きく、またトイレに行ってくれる様になったが、ここで一つ問題。
「アイスを1日に何回も与えるわけにはいかないなあ・・・(顔が丸くなってきた様な)」
玩具は高額なので、頻繁に与えられない
そこでご褒美を玩具に変更。
小さめの車などを事前に購入しておき、トイレで用を足す度に手渡す。
「何回か渡せばその後はあげなくても大丈夫だろう」と見越していたが、甘かった。
行く毎に玩具を要求され、断るとヘソを曲げてしまう。
「毎回買ってあげてたら、そもそものオムツよりも高くついてしまうわ。。。」
ふと振り返ると、リビングや廊下にはこれまで与えた玩具達が散乱しており、
私のイライラをより一層増大させるのに一役買ったものであった。。。
シールを楽しそうに貼る園児達
ある日幼稚園で保護者参観に行った時である。
先生が園児達にシールを配っていて、受け取った園児達はとても楽しそうである。
(シールは登園した園児が持つ手帳に毎日貼られていく)
そこでようやく私は「シールが最適なのでは」ということに気付くことができた。
試しに百円ショップで画用紙とシールを適当に買ってみた。
玩具では一つで何百円もしていたのが、シール(数円)に大幅ダウングレードしたため、
「これでは怒るかなあ・・・」と恐る恐る渡してみると、
意外とまんざらでもない様子。楽しそうに画用紙に貼っているではないか!
シールは安価で場所も取らない
これを何度か繰り返すと、息子も「トイレ=シール」と紐付いたみたいで、
「トイレ行ったらシールだよ」というと行ってくれることが多くなった。
シールならば安価で、出し惜しみすることなくあげている自分もいる。
またシールはどれだけ与えても場所を取らず、リビングも快適となった。
ひと月ぐらい経つと、画用紙は飛行機達が舞う見事な青空に代わっていた。
まるで自分と息子の共同制作の様に感じ、ちょっと感動である。
ようやくパンツ移行完了
その後順調にうんちもする様になり、4歳を迎える頃にようやくパンツ移行が完了。
今ではシール無しでトイレに行く様になったので「共同制作」は無くなり少し残念だが、
シールの偉大さを痛感させられた数ヶ月間であった。
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