聡明な息子たち、との死闘

「叱らない子育て」を目指す必要はない

「叱る自分」を嫌悪していた頃

息子が2〜3歳(イヤイヤ期)の頃、私は叱ることでしか対応できない時期が長くあった。

叱って泣かせた後は「こんなに叱って良かったのだろうか?」と自問する日々の中、私は『叱らない子育て』という魔法の様な育児法の存在を書籍で知ることができた。

しかし試してみるも、なかなかうまくいかない。

結局『叱らない子育て』は憧れのままで実現することはできず、叱っては後ろめたさを感じる日々は少なからず続くことになった。

義理の母の言葉で諭される

そうこうしているうちに息子は成長し、ある程度聞き分けがつく様になると、私が叱ることも少なくなっていった。

そして次第に『叱らない子育て』を思い出すことも少なくなっていた。

しかし息子が年中になり(全く怒ったことが無さそうな)非常に優しい幼稚園の先生が担任となった。その話題の中で義理の母に「自分も叱らない子育てができる様になりたい」と話したところ、以下の答えが返ってきた。

子供を育てる過程で、叱ることは必要である。もし一度も叱られたことがない子供が大人になったらどうなるか

確かに社会に出ると、叱られたり怒られたりすることは沢山ある。時には不条理な理由を振りかざしてきたり、怒鳴られたりすることもあるはずである。

その時に免疫が出来て無ければ、それらに適切に対応できないかもしれない。。。

そう考えると、むしろ「叱ってあげる方が良い」と私は思い直す様になった。

この考えは「叱る自分」を肯定できる

もちろん基本的には「必要以上に叱る」ことの無い様に気を付けなければならないし、叱ると同様に「褒める」ことも上手にならなければならない。

しかしこの「叱ることは必要(悪くない)」という考えによって、私は叱る自分を「適切な子育てを行うことができている」と肯定できる様になった。

 

ということで息子よ、覚悟しておけ。これからのパパは厳しいぞ!

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だいすけ
1982年生まれの会社員 19XX年生まれの妻 2015年生まれの長男 2021年生まれの長女 と共に毎日を過ごす。