調理後には忘れさられてしまうキッチン
私は料理が苦手で、99%妻任せである。
そのため皿洗いなどで貢献することにしているが、ここに付け加えてある作業をすると、非常に好評であることがわかった。
それは『キッチン周りを拭く』ことである。
料理を作る人にとって、「料理する」とは〔献立決め〕➡〔買い出し〕➡〔調理〕➡〔盛り付けて運ぶ〕、そして〔食べる〕の流れが一般的。
この〔食べる〕になった時、これまでの「頑張ってるモード」がストップするため、食後の〔皿洗い〕がとてもとてもとーっても嫌になる。
ただ汚れた食器たちは存在感もあり、長くは放置できないので、誰かがいつか洗われる運命にはある(ので、とりあえず大丈夫ではある)。
一方で、忘れ去られた存在がある。そうキッチンである。。
キッチンを掃除することは面倒か?
汚れたお皿たちに気を取られ、キッチンの汚れに気が付きにくい(ほんとは気付いているが、致命的ではないと判断する)状況が生じる。
気付いた時、本来ならば「洗剤」と「雑巾」で掃除すべきなのだろうが、私にはそれは(面倒すぎて)毎日はできない。
そこでやってみたのが、「ウエットティッシュで拭く」である。
これまで、レストランなどで余ったウエットティッシュは使い道もなく捨てられていたが、これでコンロやレンジを拭いてみたところ、見た目はとてもきれいに「ちゃんと掃除した感」が出るので、とても気に入ってしまった!(洗剤やアルコールの成分はないので、雑菌は残っているんでしょうが。。)
雑巾は掃除後に洗う手間があるし、普通の乾いたティッシュは濡らすと破れるので、どちらも使い勝手が悪い。
その点、ウエットティッシュはどちらも気にする必要はなく、非常に簡単に掃除ができるのはそのためであろう。
(ウエットタイプで使い捨ての市販品もあるしれないが、それを買ってしまうと、どうにも「やらなければならない感」が出てしまい、なぜだかつらい。。。なんでだろ)
調理者(妻)にも「料理にやる気」が!
この「ウェッティ拭き」を数週間続けていたところ、やはり妻も気付いていたらしく、とても褒められることとなった。
それは「料理をしよう!」と意気込んだ時に、キッチンが汚れていると〔調理〕の前に〔キッチン掃除〕が割り込み、かなり「料理する気がうせる」とのこと。。
しかしキッチンがきれいだと、すぐに調理を始めることができ、良い料理をたくさん作ることができるのだそう!
これは私にとってもうれしい。なぜなら料理をしない私でも、料理に貢献できることができるのだから。