子供が叱るときは『言い聞かせ』をしなければならないらしい。
我が家では2歳ぐらいから妻が始めていた。
(2歳ぐらいから人の言葉は分かってくるらしい)
『言い聞かせ』とは理屈を以って、行動の非を説明していくことらしい。
「早く寝なければいけません。明日早く起きれませんよ」
「玩具を投げてはいけません。危ないし、玩具が壊れて遊べなくなります」など
結構大人に近い対応である。理屈や理由なんて不要かと思っていた。
しかし2歳で言葉は分かるかもしれないけど、理屈まで理解出来るのだろうか・・・
仮に理解出来たとして、内から生まれる誘惑(寝ずに遊びたい、玩具を投げてみたい)に打ち勝つ方法も教えなければならないのではないだろうか・・・、そんな方法私こそ知りたいが。
そんなことを考えていると、いざ子供の前で叱る際、言葉が出て来ない。
自問してしまう。
「どうして明日早く起きなければいけないの?」→「保育園に間に合わないでしょ」
「どうして間に合わないといけないの?」→「パパやママがお仕事にいけないでしょ」
「どうしてパパやママがお仕事に・・・」→「お金がないと・・・」
「どうしてお金・・・」 ん?お金って2歳に分かるのか???
しかも更に続けていくと、 段々自分でも答えられない深い質問になってくるし。。。
息子が言うことを聞かない時は一応『言い聞かせ』を試みるが、やっぱり理解してない様子(イヤイヤが終わらないし、聞く耳もなさそう・・・)
「根気よく言い続けてなければ、子供は理解しませんよ」と言われたこともあるが、それは言っている長い期間に本人の脳が自然と成長して、そのため理解出来るようになるのでは?とも思ってしまう。
それとも日々『言い聞かせ』ているから、脳が成長するのだろうか・・・?
どれも自信が無いので一応これからも『言い聞かせ』していこうか・・・
そうだ!幕末の白虎隊の十の掟の締めの言葉
「ならぬものはならぬものです」
これじゃ駄目?
誰か、私にも『言い聞かせ』して欲しいものである。